Pavilion in Paris

人を想う、時と場所

日本に存在する最古の正史である日本書紀には、「檜(ひのき)を以って瑞宮(みつのみや)をつくる材(き)にすべし」と記されています。この記述のとおり、伊勢神宮などの日本の神社社殿や、世界最古の木造建築物である法隆寺も檜でつくられています。Pavilion MIWAもこの故事にならい、樹齢300年の折形清祓式の行われるカウンターをはじめ、伊勢の神宮の神宮備林のある岐阜県東濃地方の檜をフランスに運び建てられました。Pavilion MIWAの設計は、数寄屋大工(主に茶室を作るための大工)の経験のある建築家佐野文彦氏に、施工は主に寺社仏閣を手がける宮大工の相良昌義氏に依頼しました。

 

Pavilion MIWAの工事を始めるにあたり、奈良県桜井市の大神神社(おおみわじんじゃ)の神主山本氏が来仏し現地にて奉鎮祭を斎行いただきました。大神神社内の檜原神社は元伊勢とも言われ、最初の斎宮である倭姫命が天照大神と伊勢への旅を始めた場所とも言われています。大神神社には、神を祀る本殿がなく三輪山が御神体です。この、山(自然)に対して献饌をしていることが贈り物の原点であると考え、精神を受け継ぐべく屋号を「MIWA」と致しました。

 

我々は毎日このPavilionの清掃を行い、毎月月次祭を行い清い状態を保っております。日本の洗練された美意識をご体験いただくための、世界で唯一無二の場所です。